【泉天空の湯に泊まってみた】羽田空港に深夜到着したときの過ごし方

海外旅行といえば、お財布に優しく、かつ時間を有効活用できる深夜・早朝便を利用する方も多いのではないでしょうか。

「羽田空港に到着したら終電後で、空港から家に帰る手段がない!」
「空港内のベンチで仮眠を取るのは少し怖い……」
「せっかく安い航空券を取ったのに、羽田空港でもホテルに泊まるのはもったいない?」
という状況の方もいると思います。

私の場合も、ベトジェットエアの羽田発着・深夜便でベトナムのホーチミンへ旅行に行った際、羽田空港に到着後に家まで帰る足がなく「どうしよう……」と思っていました。

私は羽田空港直結の温泉「泉天空の湯」で一晩を過ごし、始発が動くのを待ってから自宅に帰りました。

今回は、女性一人で実際に泉天空の湯に泊まった筆者が、羽田空港直結の「泉天空の湯」の良かった点・注意点を紹介します。

羽田空港・泉天空の湯で仮眠を取れる場所

お休み処のソファ:15台

岩盤浴手前のリクライニングチェア:8台

岩盤フロア:10人程度

※筆者調べ

  • 羽田発着の深夜便で旅行に行く予定のある方
  • 家まで帰れる深夜バスもなく、朝まで羽田空港で待機しなければならない方
  • 女性一人でも空港泊ができるかどうか、不安な方

この記事を通して、羽田での空港泊の不安を軽減してほしいと思います。ぜひ最後までお読みください!

目次

「泉天空の湯(羽田空港)」基本情報/宿泊にかかる料金

泉天空の湯 公式HP
https://www.shopping-sumitomo-rd.com/haneda/spa-izumi

営業時間・定休日

スクロールできます
施設営業時間24時間営業
(※10:00〜12:30は清掃時間のため、浴場はご利用いただけません。)
大浴場・サウナ12:30~翌10:00
岩盤浴12:30〜翌9:00
ボデイケア13:00〜23:00(最終受付 22:30)
あかすり13:30〜23:00(最終受付 22:30)
お食事処 泉天空24時間営業
施設定休日不定休
※不定期で、設備点検のため閉館となる日がございます。
施設お知らせよりご確認ください。

24時間営業なので、泉天空の湯で一晩を過ごすことは可能です。

利用料金

スクロールできます
入浴入館料大人(中学生以上)4,800円
(フェイスタオル・バスタオル、館内着、岩盤浴付)
子ども(4歳~小学生)2,000円
(フェイスタオル・バスタオル付)
※0歳〜3歳のお子様、オムツを着用されている方は、 安全、衛生管理上、入館をお断りしております。
※小学生以下のお子様は保護者の同伴が必要になります。
※大人料金には、入湯税150円が含まれます。
深夜料金大人(中学生以上)全日/4,000円
子ども(4歳~小学生)全日/2,000円
※深夜25:00〜翌5:00の間に在館されている方に自動で課金されます。
※18歳未満の方は、23:00を超えてのご利用はお断りしております。(保護者同伴の場合は可)
※深夜料金はヴィラフォンテーヌグランド/プレミア羽田空港ご宿泊者様へは適用されません。
※詳しくは係員までお問い合わせください。
支払方法自動精算機にて現金またはクレジットカード払い
(VISA、JCB、MasterCard、Diners Club、American Express)

※金額は税込み
※2024年11月時点。詳細は公式HPを参照

泉天空の湯で宿泊する際の料金(大人料金)

入浴入館料 4,800円+深夜料金 4,000円=合計 8,800円~

入浴や岩盤浴以外のオプションを付けるとさらに料金がかかりますが、宿泊にかかる最低料金は8,800円です。※執筆時点

泉天空の湯で仮眠を取れる場所【3か所】

泉天空の湯 羽田空港 公式HPから

宿泊の際に重要になる、泉天空の湯で「仮眠を取れる場所」を紹介していきます。

私が訪れた際に確認できたのは、以下の3か所です。

1. お休み処

泉天空の湯 羽田空港 公式HPから

夜になると部屋全体が暗くなるため、休憩や仮眠を取るには最適の場所と言えます。ソファには個別のテレビが設置されており、電源もあるためスマホの充電も可能です。

上の見取り図によれば、ソファは15台です。

2. 岩盤浴手前のリクライニングチェア

お休み処のソファが埋まっていた場合、岩盤浴の手前にあるリクライニングチェアも活用できます。フルフラットに近い角度まで倒せるので仮眠もとりやすいです。

上の見取り図によれば、リクライニングチェアは8台です。

3. 岩盤フロア

2. リクライニングチェアまで埋まっていたら、さらに奥にある岩盤フロアに進みましょう。私はこちらの岩盤フロアでまず仮眠をとり、その後リクライニングチェアに移動しました。

床暖房のように暖かい岩盤の上で横になれます。頭の部分にはクッションがあるため、枕のようにして寝ることができました。

10人程度は横になれるスペースがありました。

泉天空の湯で宿泊した際の良かった点4つ

私は今回、羽田空港の泉天空の湯で一晩を過ごして総じて良かったと思っています。

具体的にどんな点が良かったのか、一緒に見ていきましょう!

1. 予約不要・空港からのアクセス良好

まず、予約不要という点。

もともと深夜到着のフライトで空港泊を予定していた場合のみならず、「飛行機の遅延で終電を逃した!」という方も駆け込めるので心強いですよね。

さらに、羽田空港からのアクセスも非常にいいです。

第3ターミナルの到着ロビーからの行き方を、画像付きで紹介します。

羽田エアポートガーデンの公式HPより

私が実際に行ったときの感覚としては、到着ロビーに出た後は、

  1. バス乗り場などを通過して、とにかく直進する
  2. 羽田エアポートガーデンの入口が見えたら、泉天空の湯の案内に向かって進む

初めて行きましたが、迷うことはありませんでした!

2. 旅行で疲れた体を温泉で癒せる

今まで「空港で一晩を過ごす」というポイントだけで進めてきましたが、泉天空の湯のメインは温泉です(笑)

深夜発着の便はLCCである場合も多いと思いますので、体を伸ばして旅&フライトの疲れを癒せるのはとても助かりますよね。

私は深夜の到着後に1回、翌朝に起きてからもう1回温泉に入りました。お風呂の清掃時間を除けば、いつでも・何回でも温泉に入れますので、ぜひ満喫してください!

夜は東京の夜景を眺めながら、朝はさわやかな空気の中で入るお風呂は格別でした!

3. 横になれるスペースがある

これまでも紹介してきた、休憩(仮眠)スペースがあるという点ですね。

上記に補足すると、泉天空の湯では無料でブランケットが借りられました

ソファやリクライニングチェアで寝るときはもちろん、3つ目に紹介した岩盤フロアで横になるときに大活躍しました。

岩盤フロア=文字通り固い岩の上で横になるわけなので、そのまま寝ると正直体が痛くなります。私はブランケットを2枚借りて、1枚は体の下に敷き、もう1枚を布団のように掛けて使いました。

※ブランケットの使用枚数に制限はありませんでしたが、他の利用客もいるので常識の範囲内で使用するのが良いかと思います。

4. 貴重品をロッカーに入れられる

脱衣所には鍵付きのロッカーがあるので、貴重品を含む荷物を預けることができます。

少し余談になりますが、私が空港内のベンチなどで仮眠を取るのが怖い理由の1つが「眠っている間の荷物が心配」だからです。

泉天空の湯は温泉なので、お風呂に入る際にロッカーへ荷物を入れます。その後も、ロッカーに荷物を入れたまま館内で過ごすことができるので、身軽に過ごせますね。

また、荷物を預けずに空港内で仮眠を取るより安心だと思いました。

泉天空の湯を宿泊利用する際の3つ注意点

1. 深夜料金がかかる

泉天空の湯を泊まりで利用する場合、深夜25:00~翌5:00まで利用した人に自動で4,000円が課金されます。

入浴入館料の4,800円と合わせて、一晩で8,800円かかるということですね。

8,800円となると、ビジネスホテルで一泊するくらいの料金になる可能性があります。

ただ、温泉に入り放題である点、空港からの交通費がかからないので、他のホテルに移動するよりお得だと思いました!

2. 仮眠スペースが全て埋まっていることがある

泉天空の湯に泊まろうと思っている場合、仮眠スペースが取れるかどうかは重要だと思います。

私が利用した際、横になろうと思ったときには休憩スペースのソファ、別エリアのリクライニングチェアは全て埋まっていました

ですが、受付でも「休憩スペースが全て埋まっている場合もある」ということはアナウンスがあったので、想定内のことでした。

参考までに、私が泉天空の湯で一晩どのように過ごしたか、タイムスケジュールを紹介します。

  • 1:00(深夜)泉天空の湯に到着、受付
  • 1:10~2:00 温泉に入る
  • 2:20 仮眠スペースを探す ※ソファとリクライニングチェアは全て利用者あり
  • 2:30~5:00 岩盤スペースで仮眠
  • 5:00 起床→リクライニングチェアが空いていたので、移動
  • 5:00~7:00 リクライニングチェアで仮眠
  • 7:00~8:00 朝風呂
  • 8:20 身支度をして、退館

ソファ、リクライニングチェアはすでに利用客で埋まっていましたが、岩盤スペースは空きがありました。(私が横になったあとも、まだスペースはありました。)

私が仮眠スペースを探し始めた時間がすでに深夜2:00とかだったので、普通に考えて多くの人が就寝している時間だったと思います。

それでも、朝方にリクライニングチェアで休めたので良かったです◎

3. スーツケースなどの大きい荷物は持ち込めない

公式HPにも案内がある通り、キャスター付きのスーツケースやキャリーケースの持ち込みはできませんので、注意してください。

よくあるご質問【公式】
https://www.shopping-sumitomo-rd.com/haneda/spa-izumi/faq.html

大きい荷物を預ける場合、①カウンターに預けるか、②コインロッカーを利用することになります。

①おもてなしセンター(カウンター)に預ける

場所:2F ホテルヴィラフォンテーヌ⼊⼝横
営業時間:24時間

対応内容:

  • 免税手続き(当面の間は10:00〜20:30の対応)
  • 手荷物預かり(有料)
  • 手荷物配送(有料)(当日の発送受付は16:00 まで)
  • 館内店舗・館内設備・イベントのご案内
  • 迷子のお呼び出し
  • ⾞いす・ベビーカーのお貸し出し
  • 紛失物・拾得物のご案内
  • 旅⾏代理店への取次
  • 筆談

※執筆時点

②コインロッカー

場所・時間:

  • 1F バスターミナル裏(24時間)
  • 2F エレベーター前(24時間)

料金:

  • 小 300円/1日( W=35cm、D=67cm、H=32cm )
  • 中 400円/1日( W=35cm、D=67cm、H=51cm )
  • 大 500円/1日( W=35cm、D=67cm、H=87cm )

※お支払方法は現金(紙幣は1,000円札のみ)または交通系ICカード(Suica、PASMO、Kitaca、toICa、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん)となります。

こちらから現在の空き状況が確認できます。

※執筆時点

泉天空の湯以外で羽田空港の深夜到着時に使える施設2か所

空港直結の泉天空の湯以外にも、羽田空港からのアクセス良好&宿泊できる施設があるので2か所紹介します。

1. 平和島温泉

羽田空港近隣の温泉施設で、発着の深夜・早朝便を利用する際にぴったりなプランがあります。

送迎バス乗車の日付で事前予約が必要となるようです。

Web予約はこちら【公式】

早朝便で羽田からフライトする場合【Filghtコース】

営業時間:16時受付開始
料金:4,500円[入館料・深夜料・館内着・タオルセット・岩盤浴]

発便時間:3:10, 4:40, 5:50

3:10発便は国際線ターミナル行きのみ。
4:40発便から5:50発便は国内線ターミナルにも。

注意事項は公式HPをご参照ください。

深夜便で羽田に到着した場合【Welcomeコース】

料金:4,500円[入館料・深夜料・館内着・タオルセット]

発便時間:0:40, 1:40, 2:40
※羽田空港国際線(第3)ターミナル発

注意事項は公式HPをご参照ください。

泉天空の湯より出費を抑えられるのが嬉しいですね!
次は平和島温泉も検討したいと思います!

2. ザ ロイヤルパークホテル 東京羽田のリフレッシュルーム

羽田空港第3ターミナル直結のホテルで、1時間単位で利用できるリフレッシュルームがあります。

リフレッシュルーム

営業時間:24時間営業

料金:1時間 3,000円/延長1時間 2,000円(消費税・サービス料込)

設備:シャワーブース、ソファ、テレビ、無料インターネット接続(有線 無線)、ドライヤー

アメニティ:バスタオル、フェイスタオル、シャンプー・コンディショナー、ボディソープ、 綿棒、ヘアブラシ、歯ブラシ、かみそり、シャワーキャップ、スリッパ、消臭スプレー

予約:TEL 03-6830-1111

完全個室を確保できるのが嬉しい!
ホテルのようなアメニティが備え付けられているので、手ぶらでも行けそうですね。バスタオル・フェイスタオル付なのがありがたいです。

【24時間営業】羽田空港第3ターミナルのレストラン・カフェ10選

さらに、羽田空港の第3ターミナル内で24時間営業しているレストラン・カフェを紹介します。

深夜の到着後、早朝の出発前などにお腹を満たせます。

24時間営業のお店(食事系)
24時間営業のお店(カフェ)

【まとめ】泉天空の湯で一晩過ごす方法

今回私が利用したのは、泉天空の湯 羽田空港でしたが、その他の施設も検討してみたいと思いました。

もちろん、泉天空の湯は羽田空港第3ターミナル直結・温泉でゆっくりできる・仮眠スペースがある、といった点から個人的には大満足でした。次は昼間に温泉として利用しにいくのも良さそうです!

羽田空港の深夜早朝便は、旅行先の滞在時間を有効活用できるなどメリットがたくさんあります!

出発前や到着後の過ごし方を工夫することで、旅行の幅がもっと広がるといいですよね!

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