突然ですが、ベトナムのホーチミンに旅行へ行ってきました!
「韓国や台湾以外のアジアにも行ってみたいけど、どこがいいかな……」
「初めての東南アジアでベトナムに行っても楽しめる?そもそも自力で行けるの?」
「治安は大丈夫?女子どうしで行っても問題ない?」
そんな疑問や不安を持っている人もいるのではないでしょうか。
私の場合、東南アジアは旅行会社のパッケージツアーで行ったシンガポールしか行ったことがありませんでした。シンガポールといえば、ごみのポイ捨てが法律で罰せられるなど“世界一きれいな国”とも呼ばれますし、主要観光地の治安も比較的良いことで有名。
しかも、私はパッケージツアーで行ったので「これでは、東南アジアに行ったことがあるとは言えない」と思っていました。
ベトナム旅行に話を戻すと、結論から言って「初めての東南アジアにベトナムはおすすめ」です。
- ベトナムのLCC「ベトジェットエア」で安く飛べる
- ホーチミンは観光地が集積していて、週末の1泊2日でも十分楽しめる
- ご飯が美味しい、物価が安い、街の治安も比較的良いので安心
この記事では、2024年10月に実際ホーチミンに旅行へ行った筆者が、現地の写真も交えてベトナム・ホーチミン旅行の魅力を紹介します。ぜひ最後までお読みください!
【ベトナム】ハノイとホーチミンの違いは?基本情報を紹介
「ベトナム」と聞くと、ホーチミンとハノイを思い出す人も多いかと思います。
ここでは、ホーチミンとハノイに分けて基本情報や特徴を紹介します!
ホーチミン・ハノイの基本情報
ホーチミン | ハノイ | |
---|---|---|
場所 | ベトナムの南 | ベトナムの北 |
特徴 | 経済の中心地 | ベトナムの首都・ 政治の中心地 |
フライト時間(東京発着)※ | (行き)6~7時間 (帰り)5~6時間 | (行き)6~7時間 (帰り)5~6時間 |
フライト時間(関西発着)※ | (行き)約6時間 (帰り)約5時間 | (行き)5~6時間 (帰り)4~5時間 |
日本との時差 | 日本の方が2時間早い | |
気候 | 雨季:5~10月。高温多湿に 乾季:11月~4月 | 四季がある 夏が5~10月と長い |
年間の平均気温 | 26℃ | 22℃ |
※直行便の場合
ベトナムの国土は南北に長いため、都市によって気候が違うのが特徴です!
今回私が行ったのは、ベトナムの南に位置するホーチミン。ベトナムの経済の中心と言われていて、実際に行ってみると高層ビルも多く発達した都市でした!
ベトナムの北に位置するのが首都ハノイで、北部で一番の大都市です。ハノイは春や秋は比較的過ごしやすいと言われますが、夏は約半年間と長く高温多湿になります。
ベトナムのお金
ベトナムの通貨は「ベトナムドン(VND)」です。
この記事を書いている、2024年11月中旬時点のレートは「1円=165VND」となっています。
物価が安いのは間違いないですが、ベトナムに行って食べ物や商品の値段を見ると「ゼロが多い!」と感じるかもしれません。
例えば、こちらのフォーは1杯の値段が52,000ドンでした。
5万……2,000ドン??と思うかもしれませんが、日本円に換算すると約315円。
先ほどの1円=165VNDで計算すると、確かに52,000VND÷165VND=315円になります。
でも、暗算でやるには数字が大きすぎる…
大丈夫です!数学苦手の私でもできた、簡単な計算方法があります!
- ベトナムドンの0(ゼロ)を3つ取る
- 6を掛ける
例)52,000VND→52×6=312円
若干数字が合わない部分もありますが、だいたいの物価を確認するにはこれで十分でした。
また、ベトナムでは末尾のゼロ3つを「K(キロ=1,000)」と、まとめて表記している場合も多くありました。その場合は、Kの直前までの数字に6をかければOKです。
【両替】日本円はいくら換金すればいい?換金場所の紹介
ベトナム滞在中、食事やタクシー料金(一部)などは基本的に現金で支払いました。
クレジットカードを使ったのはGrabのタクシー代とマッサージ店で料金を払ったときです。
私は今回2日間のベトナム滞在で、1万円をベトナムドンに両替しました。
換金場所は、タンソンニャット空港内の両替所です。
実際の換金額は、1万円→163万2,025VNDとなりました。
額が大きすぎてよく分からなくなりますね(笑)計算すると、1円=約163VNDのレートです。
両替所の方いわく、「タンソンニャット空港内の両替所は、どこも同じレート」とのことでした。
市街地にもっといいレートで換金できる場所もあるかもしれませんが、空港から市街地に出るためにタクシーに乗るため早速ベトナムドンが必要になります。
利便性を考えれば悪くない選択だったと思います!
ベトナム行きフライトと現地の交通事情
【激安】ベトジェットエアで飛行機が3万円台から
物価の安さが魅力のベトナムですが、現地までのフライトもLCCの「ベトジェットエア」を使えば安く行くことができます!
私の場合、土日の発着便で往復38,000円で予約できました!
4万円を切れると思っていなかったので、嬉しいサプライズでした。
航空券を探すときは、スカイスキャナー(Skyscanncer)で検索。
予約可能サイトの中で、私は普段使うことが多い、かつ値段も安かったTrip.comで予約しました。
Trip.com経由の予約でも、ベトジェットエア公式HPから予約の確認や機内サービスの事前購入もできたので、ご安心ください。
ホーチミンに行く場合、現地の空港は「タンソンニャット空港(SGN)」で探すと便利です。
タンソンニャット空港は市街地から車で30分程度とアクセス良好でした!
今回私は旅行のおよそ1か月前に予約、しかも土日発着便でしたが激安の3万円台でフライトを取ることができました。
その理由は、ベトジェットエアの深夜発着便を予約したからです。
実際のフライトスケジュールはこちら。
行きも帰りも6時間程度のフライトでした。
とくに日本からベトナムに行く時は、時差で日本の方が2時間進んでいるため、現地の時間を有効活用できます。
注意点は、日本の発着がいずれも深夜になることです。
帰りのフライトは、飛行機に乗っている間に日付が変わっていますので注意してください。
日本の空港(今回の場合は羽田空港)に着いてから、家に帰るまでの交通手段や宿泊手段も事前に考えておくといいでしょう。
ホーチミン内の移動手段は?地下鉄は通ってない?
2024年10月現在、ホーチミンには地下鉄が開通しておらず、移動手段は車(タクシー・バス)や徒歩などになります。
ローカルの路線バスに乗るのはハードルが高いと思うのですが、観光客の強い味方なのがタクシーアプリ「Grab」です。
ツアーなどではない、個人で旅行に行く人はインストールしておいて損はないアプリです。
タクシーの配車は簡単で、アプリの地図上で自分の現在地(タクシーを拾いたい場所)と目的地を指定するだけでOK。
タクシーが配車できたら、タクシーの車のナンバーが表示されるので、該当する車を見つけて乗りましょう。(車の間違いだけ注意!)
目的地はアプリを通じて運転手に伝わっているので、行先を伝える必要はありません。
支払いもアプリ内でクレジットカード決済されます。車内でお金のやり取りも発生しないのです。
【Grab】使う前の注意!電話認証を忘れるとヤバイ
現地に飛ぶ前に必ずやるべきなのが、電話認証です。
ベトナムに行ってから認証しようとしても、日本の電話番号がつながらないので認証ができませんよね。ですので、必ず渡航前にGrabのセットアップをしておくことをおすすめします。
電話番号の認証と同時に、クレジットカードの登録もしておくと現地でスムーズに使えますよ!
ベトナムは交通費も安いので、タクシーに乗ってもリーズナブルです。
画像のGrab履歴は、市内からタンソンニャット空港に向かった際のログですが、6kmで日本円にして700円弱。
このあと紹介する観光地の行き来だったら、1回あたり300円程度で移動できます。
【ホーチミン】ここだけ押さえて!定番の観光地5選
ベトナムには東南アジアらしい雰囲気の建物や、かつてフランスの植民地だったという歴史的な背景からヨーロッパ式の建築も多くあり、観光にぴったりの場所です。
私が実際に回った、ホーチミンの定番観光地を紹介します!
1.ホーチミン人民委員会庁舎
ホーチミンを代表する建築、観光地の1つです。
街の中心地にあり、近くにはハイブランドの店舗が連なるメインストリートになっています。
コロニアル建築の美しい建物で、どこからどう切り取っても必ず写真映えするのではないでしょうか(笑)
また、ライトアップされた夜の人民委員会庁舎もきれいです。ホーチミンの主要観光地はコンパクトにまとまっているので、昼と夜の2回訪問も余裕でできちゃいます。
2.ベンタイン市場
こちらもホーチミン観光では有名な市場です。たくさんの店が集積していて、中に入ると密度がすごいです。土産物を買うときは値下げ交渉をするのが定番になっているようです。私はここでは買い物をしませんでしたが、値下げ交渉にチャレンジするのもいいかもしれませんね!
3.サイゴン中央郵便局
コロニアル建築が美しく、観光地としても有名ですが、実際の郵便局としても機能しています!
私は中でポストカードを購入して、日本の自宅宛てにエアメールを送りましたが、とてもいい記念になりました。普通のエアメールで送り、約1か月後に日本に届きました(笑)
郵便局のすぐ横にある「ホーチミンシティ・ブックストリート」もおしゃれな通りでした!
4.タンディン教会
ピンクの写真映えする教会です!
この後紹介する、バインセオのレストランからも歩いていけるので併せてチェックしてみてください!
5.お土産の調達に「コープマート」
日本の友達や会社の同僚に配るお土産など……お菓子などのばらまきみやげの調達に「コープマート」へ行きました。いわゆるスーパーマーケットですね。
現地の方も普通に使うスーパーのようで、安くお土産を調達できてよかったです。
売り場に入る前に、リュックや大きな手提げなどはロッカーに預けるように促されました。
スマホ、財布、パスポートなどの貴重品は必ず身につけて、その他の荷物を預けるようにしてください。
注意点が、なかには鍵が壊れているロッカーがあります……
ロッカーに預ける際は、必ず鍵がちゃんとかかっているか確認するといいと思います!
【食事】ここに行けば間違いない!レストラン2選
ベトナムといえば、食を楽しみに訪れる方も多いのではないでしょうか?
私も食べることは大好きですが……正直なところ、「どんな環境でも、何でも食べれます!」というタイプではありません。
だからこそ、私が美味しく食べれたお店なら、大部分の方が安心して入れるのではないかと思っています!
料理の味、店の雰囲気や清潔感、アクセスのしやすさなどから「このお店は間違いない!」「また行きたい!」と思ったレストランを2軒ご紹介します。
1.ベトナム風お好み焼き「バインセオ」のお店
ベトナム料理の定番といえばフォーですが、最近は「バインセオ」という名前を耳にすることも増えているのではないでしょうか?
バインセオは、もやし・エビなどの具材をパリパリの薄焼き卵で包んだ料理です。
メインの卵焼きと具材を食べやすい大きさに取って、レタスなどの葉物野菜でくるみ、甘酸っぱいタレにつけて食べます。
よく「ベトナム風お好み焼き」と紹介されることがあります(私も見出しでそう書きました)が、日本のお好み焼きとはやはり違う気がします(笑)
ポイントは野菜でくるんで食べる部分と、ベトナムらしい甘酸っぱいタレです。
最初は「これを、野菜でくるんで食べる?」と思うかもしれませんが、騙されたと思って1回食べてみてください(笑)
2.肉と一緒に食べるそうめん「ブンチャー」のお店
最後に紹介するのは、「ブンチャー」のお店です。ベトナムに行って初めて食べましたが、目の覚める美味しさだったのでおすすめしたいです。
メインはそうめんのような細い米麺「ブン」、「チャー」は肉団子などを意味するベトナム語です。
食べ方は、麺と肉と葉物野菜を、こちらも甘酸っぱいタレにつけて一緒に食べる!
お肉は臭くなく、香辛料などの癖もなくとても食べやすい。
バインセオのように野菜と一緒に食べるので、胃もたれすることなく美味しくいただけました。
初めての東南アジアにベトナム・ホーチミンはアリ!
ベトナムのホーチミンは日本から約6時間の距離で、日本とは違った世界を楽しめる都市です。
時差も2時間しかないため、時差ボケすることもなく短時間でも楽しめると思います!
魅力的な観光スポット、美味しいご飯、そして物価も安いため、円安が厳しいなかでも比較的行きやすい旅行地の1つではないかと思います。
ぜひ東南アジアの扉を開いてみてください!
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