
海外旅行でeSIMがちゃんと使えるか不安…



最近よく聞く「Holafly」のeSIMってぶっちゃっけどう?
旅行の必須アイテムであるスマホ、海外で使ううえでもSIMが欠かせません。「eSIM」は今までのカード型SIMとは違って物体が存在しないだけに、「ちゃんと使えるのか」「スマホの設定はどうやればいいのか」など、不安になりますよね。
私はWi-Fiルーター・物理SIMカード、そしてeSIMと一通り使いましたが、eSIMが圧倒的に便利だと思っています。
これから海外旅行に行く予定がある方、「eSIMは使ったことないけど、気になっている」という方に、今回「Holafly」のeSIMを紹介します!
- 購入→eSIMのインストール→現地での使用まで、設定が簡単
- データ無制限、現地でも安定した通信が確保でき安心して使える
- 間違って購入した際など返金リクエストも受けてくれる(※条件付き)



私は一度間違えて購入してしまったのですが、返金の手続きがスムーズで助かりました!
この記事では、
- HolaflyのeSIMの購入、アクティベートの流れ
- マレーシアで使ってみた感想
- 返金リクエストの方法
について解説します。海外旅行で使えるeSIMを検討している方、ぜひ最後までご覧ください!
HolaflyのeSIMとは?


スマホで電話やネットを使うにはSIMという小さいカードが必要ですが、eSIMはSIMカードと同じ機能をデータとして本体に内蔵することができるものです。
SIMカードをスマホに装着するには、細いピンのようなものでスマホのカード部分を開けてSIMカードを入れる必要がありました。しかし、eSIMなら情報をスマホにダウンロードするだけでOK、細かいSIMの入れ替え作業が不要になります。



カード部分を開けるピンを忘れたり、旅行先でSIMカードを紛失する心配もありません!
eSIMの購入方法
まずはHolaflyの公式サイトを開きます。


トップページに表示される「旅行先はどちらですか?」に場所を打ち込むか、下にスクロールすると場所が挙げられているので、そこから選びます。


次に、「利用日数」と「eSIMの数量」を選びます。自分1人で使う場合、eSIMの数量は「1」で大丈夫です。


そのまま購入手続きに進み、PayPalやGoogle Pay、クレジットカードなどで決済ができます。
【購入後】eSIMの設定方法
eSIMの購入後は、現地でスムーズに使い始められるよう、eSIMを事前にインストールしておくことをおすすめします。Holaflyの詳しい設定方法は、こちらをご覧ください。
eSIMのインストール
eSIMの購入が完了すると、登録したアドレスにHolaflyからメールが届きます。そこにeSIMの情報が書かれているので、確認しましょう。
手っ取り早いのは、メールに記載されたQRコードをスマホで読み込むとインストールが開始されます。QRの読み取りができない場合も、手動で情報を入力して有効化することもできるので、デバイスが1台しかない場合も焦る必要はありません。


eSIMのインストールが完了したら、スマホのSIMカード設定の部分で今使っているSIMとHolaflyのSIM、2種類が並んで表示されることになります。
【現地で】HolaflyのeSIMをオンする
現地に着いたら、HolaflyのeSIMで次の3つを「オン」にします。
- インストールしていたHolaflyのeSIM → オン
- モバイルデータ → オン
- ローミング → オン
これで現地のネットに繋がるようになります。


また、日本で使っているキャリアの海外での接続を避けるために、Holafly以外のSIMを「オフ」にするとより安心です。「eSIMを消去する」操作を行わない限り、SIMの情報がスマホから消えることはありません。
海外旅行が終わったら
帰国後はHolaflyのeSIMを消去すればOKです。間違って日本で使うキャリアのSIMを消さないように注意しましょう。


マレーシアでHolaflyのeSIMを使ってみた!
私は今回マレーシアのクアラルンプールに3日間の旅行へ行き、そこでHolaflyのeSIMを使わせていただきました。
安定した接続で使いやすい!
私はせっかちなので、飛行機が現地の空港に着陸して電子機器の使用がOKになったらすぐにeSIMの接続を開始します(笑)


HolaflyのeSIMはネットのつながりにくい機内からも問題なく接続できましたし、ちゃんと4Gで入っているのが嬉しいですね!位置情報も問題なく使えて、空港からホテルに向かう移動手段を調べるのもサクサクとできました。


データ無制限だからタクシーアプリも安心!
私は普段は1GB/日など通信量に上限のあるeSIMを選ぶことが多いですが、東南アジアではデータ無制限のeSIMだと安心だと思います。
マレーシアやベトナムでは「Grab」というタクシーアプリが普及していて、東南アジア旅行では非常に便利。現地の電話番号がなくても、日本から登録していけば問題なく使えます(※逆に言うと、現地の電話番号がない場合は日本で登録していった方がベターです)。


クアラルンプールには電車やモノレールなど公共交通機関がありますが、電車の本数が少なくてスケジュールと合わないときや、暑すぎて自力で動くのがしんどいとき(←頻発)、Grabで簡単にタクシーを配車できるのは非常にありがたいです。しかも運賃が安い!
【Grabで行った場所】①ピンクモスク(プトラモスク)


クアラルンプールの郊外にあるプトラモスクは、ピンクモスクとも呼ばれる美しいモスクです。公共交通機関でも行けますが、初マレーシアで長時間のバスに乗れるか不安だったため、Grabでタクシーを呼びました。
クアラルンプールの中心部から車で40分ほど、Grabタクシーの運賃は片道40リンギット(日本円で約1400円)でした。30~40kmの移動でこの値段なら、東京都内のタクシーの10分の1程度と見ることもできます。何人かで乗れば割り勘でさらに安くなりますね。
メリットはコスパだけでなく、3日間の旅行(実質動けたのは2日間)というタイトなスケジュールで、時間と体力をセーブしながら移動できた点が非常に良かったです。
【Grabで行った場所】②バトゥ洞窟


バトゥ洞窟はクアラルンプール近郊にあるヒンドゥー教の聖地です。KLセントラル駅などから電車でも行きやすい場所でした。
行きは電車の時刻に合わせて向かえばいいのですが、バトゥ洞窟から中心部へ帰ってくるときの電車の時間が微妙だったため、帰りはGrabを使いました。運賃は27.3リンギット(約930円)でしたが、スムーズに帰ってこれたことを考えると全然OKです。
以上の2回以外にもGrabの使用頻度は高く、安定したネット通信でスムーズにGrabでタクシーを呼べたのが非常に良かったです。今回はHolaflyでデータ無制限のeSIMにして良かったと思いました!


【Holafly】未使用eSIMの返金リクエスト
最後に、私が購入を間違えてしまったHolaflyのeSIMについて返金をリクエストした際のことを紹介します。Holaflyからの公式アナウンスはHolafly返金ポリシーにてご確認ください。下記では要点を抜粋して紹介します。
- Holaflyのウェブサイトで購入されたeSIMのみ対象
- 受付期間は購入後6カ月間
- eSIMをアクティベートしていない、またはデータを消費していない場合のみ、全額返金の受付が可能
ここからは、私が実際に踏んだ手順を紹介します(※記事を執筆している2025年6月時点の情報となります)。
①Holaflyのサポートチームにメールする
Holaflyのサポートチームのメールアドレスに返金依頼のメールを送ります。連絡先はHolaflyのサイトでご確認ください。
メールにはHolaflyの注文番号を記載して送りました。その後、数分のうちにサポートチームから返信があり、購入時の名前・購入したeSIMの詳細(国名と日数)の追加確認がありました。これにも返信していきます。



サポートチームから素早く返信が来たのには驚きました(良い意味で)。終始、安心してやり取りできました◎
②返金の意思について最終確認
本人確認が完了したら、返金の意思について最終確認がありました。こちらにも回答すると、返金の手順に進んでいくようです。
③返金リクエストのチケット番号をもらう
返金リクエストの手続きが完了すると、チケット番号がメールで送られてきます。返金のステータスなどを確認したいときに必要になる番号とのことです。
その後、Holaflyの別の方からまたメールをいただき、「(私のリクエストは)○月●日までに手続きが完了する予定です」という通知をもらいました。やはり返金手続きということで最終段階は時間を要するようですが、完了の目安の日にちを教えていただけるのは安心感があると思いました!
返金リクエストの手続きについては以上です。メールは先方の担当者のお名前入りで返してくださり、連絡がしやすかったです!
以上、HolaflyのeSIMについて購入からスマホへのインストール・設定、返金リクエストまで紹介しました。データ無制限という点や、購入後のサポートまでサービスには安心感があり、トータルでとても良い購入先だと思いました!
海外旅行は楽しいものですが、慣れない場所なので不安もあります。その不安を少しでも軽くするためにもeSIMは安心して使えるものがいいと思うので、そんな時にHolaflyのeSIMは一考の価値ありだと思います!
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